「同期、皆死んだ目に」新任教諭の息苦しさ 6時出勤、叱責続きの研修…

西日本新聞 社会面 金沢 皓介

 「研修で久々に集まった同期は皆、目が死んでいた」。昨年春に福岡市内の小学校教諭となった女性から、教育現場の息苦しさを訴える声が特命取材班に寄せられた。いきなり担任を任されて負担は大きい上、授業研修では子どもが聞こえるところで批評されることもあるという。「過重労働」がかねて指摘される教育現場。離職者が目立つ若い教諭をどう支え、育成するか課題となっている。

 教諭は採用後1年間、初任者研修が行われる。福岡市の場合、おおむね週に1こま、校長経験者らが指導教員を務める形で準備段階から指導を受ける授業研修がある。

 「できていないことを詰められるだけで、駄目出しばかりなんです」。女性教諭はそう訴える。

 授業後、複数の指導教員らによって1人30分程度ずつ、個別に講評され「人によって言うことが違う」。女性教諭の授業中、子どもが聞こえるように指導教員らが「こうすべきだ」などと教室の後ろで話し合いをすることも。指導がつらくて涙を流すと「4月から一つも成長していない。涙は甘えだ」と叱責(しっせき)された。

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