「同期、皆死んだ目に」新任教諭の息苦しさ 6時出勤、叱責続きの研修… (2ページ目)

西日本新聞 社会面 金沢 皓介

 指導が終わると、次週の研修に向けた準備が始まる。指導案を見せた上、週末はその訂正に追われる日々。係活動や給食など授業以外の学級運営や子どもとの接し方に神経を使う中、「週1回の研修は負担が大きすぎる」と女性教諭は感じている。

 研修の指導方法に対する不満は少なくない。「トイレを磨いて心を磨く」と称し、素手でトイレ掃除を指示された、という声もある。市教育センターによると、年1回、指導教員を集め、コーチングの講習などを行っているが、具体的な指導内容は基本的に各学校に任せているという。

 別の小学校に勤める新人教諭の場合、「学級崩壊状態のクラスの担任をいきなり任された」と打ち明ける。なり手がいないから押し付けられた、と感じたという。「教諭同士の飲み会がきつく、精神的に病んだ新人がいると聞いた。やりがいよりも、きつさが大きい」

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 働き方改革とのギャップに違和感を覚えるという声もある。

 文部科学省の2016年度調査で、小学校教諭の1日平均勤務時間は11時間15分。部活動のある中学校はもっと長い。福岡市教育委員会は1月末までに、福岡市内の小中学校全校でパソコンを使った勤怠管理を始める。

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