水俣駅にレストラン復活 肥薩おれんじ鉄道

西日本新聞 熊本版 村田 直隆

看板メニューはカレーうどん

 肥薩おれんじ鉄道の水俣駅(熊本県水俣市)のレストラン「水俣屋」が8日、約1年半ぶりに営業を再開した。休業中に市民から「駅が寂しい」といった声があっただけに、初日は駅利用者たちでにぎわった。

 水俣屋は、駅がリニューアルした2015年4月にオープン。運営会社の撤退で18年7月に閉店し、おれんじ鉄道が新たな事業者を探していた。

 今回運営を引き継いだのは、同市の物産館兼レストラン「湯の鶴迎賓館 鶴の屋」の井手和也シェフ(42)。井手さんは、同鉄道の観光列車「おれんじ食堂」のランチを担当しており、「水俣の玄関口が明るくなり、地域のためになるなら」と名乗りを上げた。

 看板メニューのカレーうどんは、釜玉うどんとカレー、ご飯をお好みで混ぜて楽しめる。アシアカエビの天ぷらなど地場産食材のサイドメニューも提供。特産の「みなまた和紅茶」も用意し、列車待ちの休憩所としての利用も見込む。

 飲食を楽しんだ同市古賀町の女性(71)は「駅舎内の空きスペースはもったいないと思っていた。うどんもおいしかったし、また利用したい」と話した。(村田直隆)

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