早明決戦の大学ラグビー、九州勢が席巻 先発30人中10人

西日本新聞 社会面 松田 達也

 ラグビーの大学日本一を決める第56回全国大学ラグビー選手権決勝は11日、東京五輪・パラリンピックのメインスタジアムとなる国立競技場に5万7345人を集めて行われ、早稲田大が明治大を破り、11大会ぶりの優勝を飾った。新装された「国立」でラグビーの公式戦が行われるのは今回が初めてだった。九州の高校出身の選手が両校の先発に10人も名を連ね、伝統校同士の一戦を盛り上げた。

 早稲田大は攻撃の起点となった福岡・東筑高出身の中野将伍選手(4年)や、トライを決めた東福岡高出身の古賀由教選手(3年)と鹿児島実高出身の桑山淳生選手(4年)ら、九州の高校出身の7選手が先発。中野選手は「日本一という目標を達成できてよかった。優勝したことで、いろんな方に恩返しできた」と笑顔だった。

 明治大は0-31と前半の大量失点が響いて連覇は逃したものの、福岡・筑紫高出身の山崎洋之選手(4年)や、東福岡高出身の箸本龍雅選手(3年)のトライが、後半の驚異的な追い上げの原動力となった。箸本選手は「来年、早稲田大に勝って日本一を取り戻したい」と雪辱を誓った。

 昨秋のワールドカップ(W杯)日本大会で、福岡高出身の福岡堅樹選手(パナソニック)らが活躍し、日本代表が史上初の8強入りして列島が沸いた「W杯効果」もあり、入場券は完売。かつてラグビーの大舞台といえば旧国立が定番だった。戻ってきた国立で九州の豊富な逸材が輝いた。 (松田達也)

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