HKTの旗受け継ぎ「もっと大きな存在に」 芽瑠、大河目指し乗馬も宣言

西日本スポーツ 古川 泰裕

 年に一度、すっかり恒例となったAKB48グループの成人式記念撮影会。HKT48初代センターの田島芽瑠は、自身のイメージカラーである真っ赤な晴れ着に身を包んだ。フォトセッションや会見では、42人の同世代の最前列に立ち、凜(りん)としたたたずまいを見せた。人生の節目を迎え、大好きだというNHKの朝ドラマや大河ドラマに出るために、乗馬の資格を「近日中に取ります」と宣言。「お母さんから『大河に出たいならピアスは開けちゃだめ』って言われています。開ける予定は絶対ない」と、本気度の高さを示した。

 12歳でHKTの扉をたたき、いきなりグループの「顔」となってからもう8年。「HKT48の太陽になりたい」。自己紹介のキャッチフレーズが示すような天真らんまんな笑顔と、誰とでもすぐに仲良くなる屈託のなさは、20歳になっても変わらない。年下の後輩たちと一緒になって無邪気にはしゃいだり、先輩や同期にキスをせまったり…。劇場で見せる〝暴れっぷり〟は、もはやHKTの名物の一つだ。

 それでも、ここまでの道のりは決して平たんではなかった。2期生にもかかわらず1stシングルのセンターを任され、ネットで厳しい意見を書き込まれたこともあった。シングルの表題曲を歌う選抜には選ばれ続けたが、4枚目でセンターの座を譲ってからは序列を少しずつ下げていき、ついに9枚目ではその選抜からも外れた。

 前進を続けてきたAKB48選抜総選挙でも、2016年に初めてランクダウンを経験。涙のダムは決壊し、自分自身を否定されているような感覚に陥った。

 だが、そこで折れなかった。

 「一度センターに立って選抜から落ちたのは私だけ。その先に、私しか見られない景色がある」

 17年の総選挙では、自身が掲載された西日本スポーツの紙面を携えて、親戚や知人に頭を下げ、投票を頼んで回った。「本当にどん底」の状態から18年の総選挙ではこれまでで最高位の26位に。AKB48グループ全体での「選抜」へ、手が届くところまではい上がった。

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