行橋にビーチサッカー新チーム 日本代表ら大量移籍

西日本新聞 北九州版 石黒 雅史

 ビーチスポーツ振興に力を入れている福岡県行橋市に今月、二つ目のビーチサッカーチームが発足した。市内に拠点を置くドルソーレ北九州の主力選手らが移籍。昨年のワールドカップ(W杯)で日本代表として4強入りに貢献した赤熊卓弥選手(30)が主将になった。地域貢献を重視するドルソーレから離れ、より競技に専念できるチーム運営で全国制覇を目指すという。

 新チーム名は「ラソ アペーゴ」。スペイン語でラソはきずな、アペーゴは愛着を意味する。今後、行橋市を拠点とするNPO法人を設立し運営する方針。

 所属選手は現在、男子8人、女子1人。試合は1チーム5人で戦うが、控えを含め十数人は必要なため、シーズンが始まる3月ごろまでに男女とも選手を集めて九州リーグに参加する構えという。

 練習は週4回、ドルソーレと同じ行橋市の長井浜ビーチ。廃自動車に道具を積んで倉庫代わりにする。平日は夜間練習になるため投光器で照らす。チーム代表兼選手の宮本光さん(37)はドルソーレが2015年に全国制覇した時のメンバー。「優勝が遠くなり、何かを変えないといけないと思った。ゼロからのスタートだが、強いチームをつくって若い選手をどんどん日本代表に送り込みたい」と張り切る。選手、スポンサーを募集している。

 一方、男子12人中8人が抜けたドルソーレ北九州の岡本英雄代表(36)は「スポンサーだけで約70社あり、試合結果だけでは恩返しできない。仕事、練習、そしてサッカー教室や奉仕活動などの地域貢献はこれまで通りチーム運営の柱。見解の相違は仕方ないので、われわれも早急に選手を集めて日本一を目指す」と話している。(石黒雅史)

福岡県の天気予報

PR

福岡 アクセスランキング

PR

注目のテーマ