「メロンジュース」、グラビア、手術 HKT朝長美桜「やりきった」卒業 (2ページ目)

西日本スポーツ 古川 泰裕

 ◆楽しいときも苦しいときも支え合った

 それでも、アイドルとして残した足跡は華やかだった。13年、グループを代表する曲「メロンジュース」のダブルセンターの一角を占めた。躍るようなリフレイン、客席を埋める緑色のペンライトとともに「朝長美桜」の名はHKTだけでなく、多くのアイドルファンの記憶に残るだろう。そして、この曲でコンビを組んだ田島芽瑠とは「めるみお」として楽しいときも苦しいときも共に支え合う「友情」を培った。

 14年から約4年間、AKB48チーム4などを兼任。15年の選抜総選挙では自己最高の21位に入った。

 16年にはソロ写真集「日向(ひなた)」を発表、地元・福岡で記念イベントを開いた。取材時に名刺をもらったのだが、メンバーの名刺はこの8年で唯一のもの。これからも大切に保管していきたい。

 走り始めたあの日に思い描いた〝ラスト〟とは違うかもしれない。だが、それも彼女が全力で走り続けてきたことの証しだ。

 「悔いはない、やりきった」。本当に心から思えたからこそ、卒業発表時にそう発言したのだろう。これまでとは「違う形」で笑顔を届ける日々へ。デビュー当時と変わらない、カシューナッツのように目を細める笑顔に、また出会えることを楽しみにしている。(古川泰裕)

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