体も心もポッカポカ 「あたたか~い」九州の食べ物、スポット巡り

 一年で最も冷え込むこの時期。何か温かいものが恋しくなります。体や心が「ぽっかぽか」になるスポットや食べ物を九州各地から集めました。中にはかなり異色なものもありますが…。

入浴姿にほっこり(長崎県西海市)

 長崎県西海市の民間動植物園「長崎バイオパーク」では、露天風呂に漬かるカピバラ(写真1)が来園者に人気だ。寒さが苦手なカピバラの肌を乾燥から守るために10年以上前に始め、すっかり冬の風物詩に。湯の中で気持ち良さそうに目を細める姿に、見ているこちらも温められる。風呂の隣には、来園者が手を温めることができる「手湯」もある。2月末まで。同パーク=0959(27)1090。(坪井映里香)

遠洋漁業の歴史(北九州市戸畑区)

 戸畑ちゃんぽん(写真2)は、北九州市戸畑区民のソウルフード。一番の特徴はゆで麺でなく蒸し麺を使う点。麺は長期間保存が可能なように、遠洋漁業基地だった戸畑で約80~90年前に開発された。細くて色が濃く、コシがある。ゆで上がりが早いことから、地元の八幡製鉄所(現日本製鉄)の忙しい製鉄マンに好まれた。戸畑区役所によると、現在は区内の5軒ほどの店で食べられる。(米村勇飛)

あったか川下り(福岡県柳川市)

 福岡県柳川市の掘割では冬の風物詩「こたつ舟」(写真3)を運航している。西鉄柳川駅付近に多くある乗船場には炭をおこした火鉢を準備したどんこ舟が待機。火鉢に布団をかぶせたこたつが寒風や舟底から伝わる冷気を和らげ、ゆったりと城下町の風情を楽しめる。約4キロを70分ほどかけて下る。運航は2月末まで。乗船料は1500~1650円。市観光案内所=0944(74)0891。(森竜太郎)

見た目は茶わん蒸し(福岡県朝倉市)

 福岡県の朝倉地方に伝わる郷土料理「蒸し雑煮」(写真4)。餅と好みの具材に溶き卵とだし汁を加えて蒸したもので、見た目は茶わん蒸しのよう。約20の飲食店や宿泊施設が趣向を凝らした一品を提供している。朝倉市のうなぎ料理店「松月」ではウナギや栗など計13の具材を使う。食材のうまみとだし汁の香りが食欲をそそり、ボリュームも十分。「蒸し雑煮がおいしい季節。熱々をご賞味あれ」と店主の井手満徳さん(62)。松月は3月までの期間限定だが、通年で提供する店もある。あさくら観光協会=0946(24)6758。(横山太郎)

心頭滅却すれば…(大分県別府市)

 第26回べっぷ鶴見岳大寒がまん大会(写真5)が26日午前10時半、大分県別府市の鶴見岳山上広場で開かれる。氷のいすに座り、氷の器に入ったかき氷を食べたり、約2メートルの氷柱に裸足、素手でしがみついたりするなどユニークな5競技を開催。寒さに耐える参加者や応援者は大声を上げ、例年会場は熱気と笑いに包まれる。当日欠員が出れば参加者を募る。別府ロープウェイ=0977(22)2277。(原田克美)

まきストーブの炎(佐賀市)

 カフェ「アトリエKamin」(写真6)のKaminはドイツ語で暖炉。「自然に人が寄ってくる場所にしたい」と店長の竹林樹さん(40)。店内ではまきストーブが燃え、ぬくもりに心安らぐ。自家焙煎(ばいせん)のハンドドリップコーヒーやスパイスから作るスープカレー、冬季限定カキドリアなども人気だ。佐賀市大和町尼寺。午前11時半~午後7時。月、火曜定休。0952(65)5772。(穴井友梨)

一面ガラス張り(福岡県大任町)

 福岡県大任町今任原の「サボテンハウス」(写真7)。乾燥地帯に自生するものなど120種以上(約500点)のサボテンを集めたガラス張りの温室は、日が差せば冬でもぬくぬくだ。転がりそうな球状、枝分かれした樹状、まっすぐ伸びた棒状など形やサイズはさまざま。4月下旬から5月上旬にかけて色鮮やかに開花する。入場無料。ふるさと館おおとう=0947(41)2055。(座親伸吾)

ホテルが神楽宿に(宮崎市)

 夜神楽を楽しめる「宮崎たまゆら温泉かぐらまつり」が、宮崎市内のホテル2カ所で開かれている。奉納は宮崎観光ホテルが17、18の両日、ホテル金住が24、25の両日で、時間は各日とも午後7時半~9時。宿泊者以外も無料で観覧できる。焼酎や甘酒、煮しめなど神楽料理の販売もある。両ホテルとも日帰り温泉は有料。同市大淀河畔温泉協同組合=0985(61)9605。(古川剛光)

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