転勤で九州各地を回ってきた…

西日本新聞 社会面 大塚 壮

 転勤で九州各地を回ってきた。その土地ごとにニュースを追うことに加え、新聞に寄稿してくれる優れたライターに出会う喜びがある。

 現在、福岡県田川市美術館で開催中の報道写真家ロバート・キャパの作品展を紹介する連載「モノクロームの光」を福岡県版に書いている船津ほなみさんもその一人。

 同美術館学芸員の船津さんの専門は、西洋美術。特に20世紀初めのミロやダリなどに代表される超現実主義の作家と作品に詳しい。

 1991年生まれの船津さんは、キャパのことをほとんど知らなかった。作品展が企画された1年半前から、キャパに関する書物を読み込み、勉強した。そして気付いた。「キャパは戦争を撮ったのではなく、人間を撮った」と。

 キャパの自伝の題名は「ちょっとピンぼけ」だが、連載は焦点がピタリと合っている。彼女が小中学校の後輩だと知り、うれしくなった。作品展は26日まで。

 (大塚壮)

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