「博多松囃子」が重要無形民俗文化財に 文化審が答申

西日本新聞 社会面 平原 奈央子

 国の文化審議会は17日、福岡市の「博多松囃子(まつばやし)」、福岡県豊前市の「感応楽(かんのうがく)」、鹿児島県与論町の「与論島の芭蕉布製造技術」など6件を重要無形民俗文化財に指定するよう萩生田光一文部科学相に答申した。

 「博多どんたく港まつり」の源流の博多松囃子は、室町時代には始まっていたと伝わる新春を祝うための芸能。「芸能の変遷の過程や地域的特色を示し重要」と評価された。感応楽は豊前地域に伝わる太鼓踊りの一つで「青壮年による伝承を残し独自の継承の形を保持する」と評された。与論島の芭蕉布製造技術は原材料のバショウの栽培から織りまで全工程が手作業で「衣料の変遷や染織文化の地域差を考える上で重要」とされた。

 このほか登録有形民俗文化財には大分県別府市の「別府の湯突き用具394点」など2件を指定するよう答申。鹿児島県の「池田の柴祭り」など5件を「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」に選択するよう求めた。 (平原奈央子)

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