ツバキもシンガポールへ 久留米市の仙花園分園、ツツジに続き

西日本新聞 筑後版 野津原 広中

 福岡県久留米市草野町で植木生産業「仙花園分園」を営む久冨舜介さん(83)、幸恵さん(83)夫妻が育てたツバキ14鉢が今月20日、シンガポールの植物園「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」に向けて発送される。昨春、同植物園の依頼を受けて初めてツツジを現地に届け、好評だったため今度はツバキの注文が入った。

久冨さん夫妻「自信持って送る」

 同植物園は2012年に開園。広さ101ヘクタールと広大で多くの観光客が訪れる。18年春に植物園の関係者が来日し、草野町の「世界のつばき館」で、久冨さんのツツジの鉢植えを見て気に入ったことから縁ができた。

 今回送るツバキは、白い花に紅の縁取りがある「プリンセス雅子」や、黄色の「金花茶(きんかちゃ)」、赤い「グランプリ」、久冨さんが品種改良したピンクの「悦牡丹(えつぼたん)」など。いずれも高さ2~3メートルで樹齢30年前後。

 つばき館の田中雅秀さんが植物館との間に入って品種の選定などを電子メールでやりとりした。日本花き輸出協議会を通じて、検疫などの手続きを済ませ、関西の港から船でシンガポールに輸出する。

 主にツバキを栽培している舜介さんは「気に入ってもらえてうれしい。自信を持って送り出せる、いい木ばかり」と話す。

 2月には再度ツツジも送る予定という。久留米ツツジの「常夏」「暮(くれ)の雪」、サツキの「紫竜の誉(ほまれ)」など46鉢を準備している。 (野津原広中)

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