筑邦銀行、SBIと提携発表 3%出資受け入れ

西日本新聞 総合面 具志堅 聡 中野 雄策

 筑邦銀行(福岡県久留米市)とSBIホールディングス(東京)は17日、資本業務提携を結んだと発表した。SBIが筑邦銀の株式の3%を上限に取得し大株主となる。SBIが掲げる地銀連合「第4のメガバンク構想」の第3弾出資で、九州の地銀が受けるのは初めて。人口減と低金利で金融機関の経営環境が悪化する中、双方とも収益基盤を強める狙いがある。

 筑邦銀の佐藤清一郎頭取は同日、久留米市の本店で記者会見し「地方創生の深化という共通の目的がある」と強調。今回の提携はSBI側から呼びかけられたと説明した。

 筑邦銀とSBIは2017年10月、業務面での連携を開始。SBI傘下のSBI証券(東京)が扱う金融商品を販売する共同店舗や地域通貨の発行、資金運用などで協力している。

 提携後は、筑邦銀の取引先企業の事業承継や創業の支援で連携。筑邦銀は、金融とITが融合したフィンテックの新サービス導入についても支援を受ける。将来は、SBIが開発する銀行システムを他の地銀と共同利用することでコスト削減を目指す。

 SBIは、グループで島根銀行(松江市)の株を議決権ベースで約34%取得しており、福島銀行(福島市)株の約19%を取得することも昨年発表している。筑邦銀に対しては、2行のように取締役を派遣する予定はないという。(中野雄策、具志堅聡)

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