宗像医師会病院など再編対象外に 全国7病院、厚労省修正

西日本新聞 総合面 一瀬 圭司

 厚生労働省は17日、再編・統合の対象として昨年9月に公表した424の公立・公的病院リストを修正し、約440病院になったと発表した。同省によるデータの集計ミスなどが原因。九州の3病院を含む1都6県の7病院を除外する一方、新たに約20病院を追加した。ただ追加した病院の名称や立地自治体については明かさなかった。

 九州で除外されたのは福岡県宗像市の宗像医師会病院▽熊本市立熊本市民病院▽大分県の杵築市立山香病院。ほかに東京と静岡、山口、徳島の都県から1病院ずつが対象から外された。

 同省は診療実績データに基づき対象病院を判断したが、入力項目約18万6500カ所のうち約300カ所で漏れがあった。「データが膨大で確認が煩雑になった」と釈明。病院からの報告漏れもあり、修正に至ったという。誤って公表した7病院には既に謝罪した。

 一方、追加した約20病院は「風評被害を勘案した」として実名公表を避けた。ただ前回公表された424病院は同省ホームページで閲覧でき、公平性に欠けるとの指摘が出そうだ。

 同省は17日、全国の民間病院のうち、高度な医療を行う約3200病院の診療実績を分析し、都道府県に提供した。対象となった公立・公的病院の近くで競合していた約370病院を含む。再編議論を要請し、結論を9月末までに出すよう求めているが、延長も検討している。 (一瀬圭司)

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