ムエタイ世界王者、古里・日田に凱旋 高校恩師らに感謝伝える

西日本新聞 大分・日田玖珠版 中山 雄介

 タイ式キックボクシング(ムエタイ)のプロ選手で、大分県日田市豆田町出身の片島聡志さん(29)が世界プロムエタイ連盟(WPMF)のスーパーフライ級世界王者に輝き、地元に凱旋(がいせん)した。支援者から祝福され「好きな道で成功する姿を見せ、夢を追う人の道しるべになりたい」と抱負を語った。

 片島さんは日田三隈高卒業後、大阪市の専門学校に進み、プロになるため2010年に上京。キックボクシングやムエタイのジムで約10年間、鍛錬を積み、昨年12月に東京であった世界タイトル戦で本場タイの選手と対戦した。身長163センチと小柄な片島さんはスタミナや間合いのうまさが武器。相手の攻撃パターンを読み、冷静な試合運びで、4ラウンドTKO勝ちを決めた。これまでの成績は46戦26勝16敗4分け。

 11日、日田市の道場で報告会があり、高校時代の恩師ら6人に「応援のおかげで世界王者になれた」と謝意を伝えた。基礎を教わった市内のムエタイ道場「修闘館」の大蔵豊館長(54)とミット打ちを披露。鋭い蹴りで「ドスッ」という重い音が響くと、歓声が上がった。

 片島さんは現在はフリー。自身で試合のプロモーションも手掛けており、年内にも防衛戦を行う予定。「勝つことで地元の人を喜ばせ、恩返しをしたい」と誓った。(中山雄介)

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