アテネの悔しさバネに4メダル 元競泳選手・松田さん、福岡でトーク

西日本新聞 ふくおか版 諏訪部 真

 五輪に4度出場して4個のメダルを獲得した元競泳選手の松田丈志さん(35)=宮崎県延岡市出身=が19日、福岡市博多区のホテルでトークイベントに登壇し、五輪に臨んだ際の心境を振り返った。

 初出場のアテネ五輪(2004年)ではメダルに届かず、帰りの航空便はエコノミークラスのチケットを渡された。成田空港到着後、報道陣に取り囲まれるメダリストたちを悔しい思いで見つめた。08年の北京五輪では200メートルバタフライで日本記録を出し、銅メダルを獲得。「アテネの悔しさがあったから努力できた」と明かした。12年のロンドン、16年のリオデジャネイロでもリレーを含め銀、銅メダルを取った。

 自身の日本記録は18日、今夏の東京五輪でメダルが期待される瀬戸大也選手に更新された。松田さんは「ちょっと残念だけど、自分も今の立場で成長したいと思えた」と話した。

 イベントは福岡発着の東京五輪観戦ツアーを企画する旅行会社「クラブツーリズム」が主催。ツアーの説明会もあり、約120人が参加した。 (諏訪部真)

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