「これまでより大打撃」暖冬で苦戦の冬物商戦 九州の消費動向

西日本新聞 社会面 仲山 美葵

 暖冬は九州の消費動向にも影響を与えている。百貨店ではコートなど冬物衣料品が苦戦。九州経済産業局がまとめた九州・沖縄の百貨店の衣料品販売額は、昨年10月が全店ベースで前年同月比19・1%減、11月も11・6%減と落ち込んだ。

 岩田屋三越(福岡市)の担当者は「昨年10月の消費税増税の影響もあり、これまでの暖冬より打撃が大きく出た」と話す。

 ドラッグストアチェーンのコスモス薬品(同)は、消費税増税後も大半の商品の税込み価格を据え置き、全体の売上高は堅調に推移するものの、使い捨てカイロや風邪薬といった冬場に伸びる商品の売り上げは総じて前年割れという。

 鍋用スープを製造販売するダイショー(同)は、昨冬の暖冬の影響が大きかったことから、今冬は人気商品の営業強化や、話題性のある新商品の発売などの対策を打った。だが、今冬もスープ類の売り上げは目標を下回っているといい、担当者は「暖冬でなければもっと伸びるはずだったが…」と残念がる。 (仲山美葵)

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