【動画あり】高校生の“直訴”で実現 「福津の歌」親善大使・ミサンガと共作

西日本新聞 床波 昌雄

 1月に市制施行15周年を迎えた福岡県福津市に新しい「福津の歌」が誕生した。高校生と大学生による実行委員会と3人組アコースティックバンド「ミサンガ」が共同で制作した「You’re My Home」(ユーアー・マイホーム)だ。市民約50人が参加したレコーディングも終わり、3月にCDが完成する。

 きっかけは2018年8月、市の納涼花火大会にボランティアカメラマンとして参加していた福岡高2年の安堂容平さん(16)が、出演していたミサンガのメンバーと知り合い、歌づくりを“直訴”したこと。ミサンガメンバーのうち2人は福津市の光陵高出身で市の親善大使でもあり快諾。歌はとっさの思い付きだが、地域おこしに興味を持っていた安堂さんは「以前から、子どもから大人まで盛り上がれるものはないか」と考えていたという。

 安堂さんとミサンガの提案に市も賛同。広報でスタッフ募集を呼び掛けると、市内在住の高校生8人、大学生2人が集まり実行委員会を組織。19年8月から活動を始め、歌詞や曲の内容、タイトルなどについて話し合いを重ねてきた。

 歌詞は、アンケートやSNSなどで市民からも募り、福津をイメージする「みどり」「石段」「砂浜」などの言葉を取り込んだ。周辺市の人にも違和感がないように、あえて固有名詞は織り込まなかったが、福津市民ならすぐに場所が分かる内容という。

 18日に津屋崎のカメリアホールであったレコーディングには、高校生や大学生のほか、幼児からその保護者まで幅広い年代が参加。歌詞の合間の歓声は全員の声だ。作曲を手がけ、歌唱も指導したミサンガの3人は「若い人が作った歌なので、福津の元気さが市外、全国にも届いてほしい」と期待している。 (床波昌雄)

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