太州会事務所をマンションから撤去 福岡県警「マル暴ゼロ作戦」実る

西日本新聞

 福岡県警飯塚署は21日、同県飯塚市内のマンションに入っていた指定暴力団太州会(本部・同県田川市)の事務所が昨年12月に撤去されたと発表した。マンション管理組合側が10月、太州会の関連法人などを相手に賃貸契約の解除や引き渡しなどを求めて福岡地裁飯塚支部に提訴し、12月9日付で調停が成立していた。県警が提訴に向けた管理組合の総会に同席したほか、住民説明会にアドバイザーとして出席するなど住民側を支援した。

 同署によると、管理組合は昨年6月の総会で、管理規約に暴排条項を盛り込むなど提訴に向けた準備を進め、警察も弁護士の紹介やパトロール強化などで住民側に助言や支援を行っていた。事務所は十数年前から使われ、県警も暴力団事務所として認定。撤去前まで使われていたという。

 同署は「『飯塚マル暴ゼロ作戦』として管内の暴力団活動拠点の撤去を目的に、官民一体で暴排運動を強力に進めてきた。これらの取り組みが結実し、事務所の撤去を確認した」としている。

 県警によると、太州会の勢力は構成員90人、準構成員など50人の計140人(昨年12月末時点)。

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