丸ごと焼いてガブリ 福岡・川崎の白ネギ

西日本新聞 夕刊

 わが在所、福岡県川崎町田原をジョギングしていたら畑に人の姿が。4年前、新規就農した北永一弘さん(47)。作物は、根元に土を寄せて光を遮ることで白い部分を長く作る白ネギだ。

 私に気づき、「食べてみるかい?」。畑で焼いていた白ネギの外葉をむいて、ホイと渡された。どれどれ。湯気が立ち上がるのをふうふうしながら、熱で組織から染み出した水分がたまって膨らんだ根の部分をガブリ。繊維を食いちぎると濃厚なエキスが口の中にほとばしった。甘い!

 「ね! いけるやろ? この味、家でも簡単に楽しめるんばい」と北永さん。

 オーブントースターか、餅焼き網を掛けたこんろで20~30分、一番外側の皮が焦げるくらいしっかり焼き、外葉をむけば出来上がり、とのこと。実際にわが家でやってみると、家族にも大好評! 居酒屋あたりで「白ネギ一本焼き」なんて名付けて、ゆずみそなんか添えて出せば人気商品になりそう。

 北永さんが白ネギを作るのは今年で2回目。鍋の時季に需要があり、しかも血液の循環を良くして体を温めるアリシンやビタミンCがたっぷり含まれ「消費者のうれしい」につながると考え、栽培に取り組むことにしたという。

 今まさに旬の真っただ中! 白ネギパワーでインフルエンザを吹っ飛ばせ~。

 (フリー記者・都田増男)

 ▼川崎町の白ネギ 福岡県川崎町安真木5308の1の町農産物直売所「De・愛」で、1袋2~3本入りを180円前後で販売中。同店=0947(72)8249(午前9時~午後5時)。

PR

くらし アクセスランキング

PR

注目のテーマ