筑豊の鉄道史、きっぷでたどる 福智町の資料館に100点展示

西日本新聞 筑豊版 座親 伸吾

 福岡県筑豊地区にゆかりのある鉄道の記念乗車券・入場券を集めた企画展が、福智町の町図書館・歴史資料館「ふくちのち」で開かれている。26日午後1時半からは講演会があり、九州歴史資料館(小郡市)の渡部邦昭氏が「筑豊の鉄道史」と題して話す。企画展は2月9日まで。

 主催する町教育委員会によると、2年ほど前に町内の鉄道チケットの収集家から数千枚に上る記念乗車券・入場券が寄贈され、昨年10月に開業30年を迎えた平成筑豊鉄道提供の記念チケットを合わせて約100点を展示している。

 田川伊田駅の開業88周年の記念入場券には、1895年に豊州鉄道が田川炭田の開発を目的に同駅を開業し、1982年に「伊田駅」から改称した経緯や川渡り神幸祭などの説明が記されている。ほかにも、福智町(旧上野村)出身の童謡作曲家、河村光陽が手がけた童謡や一時的に復活した石炭列車、上野焼などをデザインした記念乗車券などが展示されている。

 町教委生涯学習課の井上勇也さんは「最近はIC乗車券が普及し、切符を知らない若い人もいる。石炭運送で早くから走っていた筑豊の鉄道を見直すきっかけになれば」と話している。

 展示、講演は入場無料。開館は午前10時~午後6時。休館は毎週火曜日と2月1日(土曜日)。 (座親伸吾)

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