九電、復旧遅れ影響46万件 システム障害 料金請求など遅延

西日本新聞 社会面 井崎 圭

 九州電力は21日、今月上旬に発生した業務系システムの障害による料金請求の遅延などの影響が約46万2千件に拡大したと発表した。うち約26万4千件については、請求書の送付期限までに電気料金が確定できないため、1月分は昨年12月検針分と同額を請求し、2月分の請求の際に差額を相殺する。九電は復旧を急ぐものの解消に至っておらず、影響はさらに広がる見通し。

 他に、再生可能エネルギー固定価格買い取り制度で九電が買い取る太陽光発電などの支払額の通知遅延が約16万1千件に増加。長崎県対馬市など離島の顧客に電気料金を過少に請求するミスも715件判明した。九電には苦情や問い合わせが約2千件寄せられているという。

 九電は4月の送配電部門の分社化に備え、昨年末から今年初めにかけ料金計算システムを改修。移行時のプログラムミスが原因という。九電幹部は「(システム障害の)長期化で多くの方にご迷惑をかけ、おわびする。1月末までに復旧させたい」と話した。 (井崎圭)

PR

経済 アクセスランキング

PR

注目のテーマ