マリア像照らす「だるま太陽」 天草・崎津集落

西日本新聞 熊本版

 ユネスコの世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の一つ、熊本県天草市河浦町崎津集落の沖合で21日夕、蜃気楼(しんきろう)の一種「だるま太陽」が観測された。岬に立つ「海の上のマリア像」の視線の先に沈む太陽を捉えようと、多くの写真愛好家がシャッターを切った。

 「だるま太陽」は、大気と海面付近の温度差によって光が屈折して起こる現象。気温が海水温より低くなる秋から冬の晴れた日に起きやすい。

 天草漁協崎津支所に近い防波堤付近は、秋から冬にかけてマリア像の方向に夕日が沈み、絶好の撮影スポット。市は、周辺の外灯ケーブルを目立たなくするなど「夕日の名所」として整備している。(金子寛昭)

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