福岡県支援の介護予防、タイで成果 小川知事が視察

西日本新聞 九州+ 川合 秀紀

 【バンコク川合秀紀】福岡県が友好提携を結ぶタイ・バンコク都で進めてきた3カ年の高齢者向け介護予防事業が今月で終了したことを受け、小川洋知事は22日、事業を行ったバンコク郊外のモデル地区を視察した。

 高齢化が進むバンコク都の協力要請に県が応じ、2017年2月から国際協力機構(JICA)の委託事業として実施。県は身体機能や認知機能の衰えを防ぐ高齢者向けの体操プログラムを県内の市町村で展開しており、この手法をバンコクの2地区に導入した。

 2地区では、身体機能は住民の7割が、認知機能では同6割が改善したと回答。バンコク都は他の地域にも活動を拡大する方針。

 小川知事は2地区のうちカオサンジェット地区を視察。住民約50人が毎週行っているスクワットや片脚上げなどの体操を披露した。カントーンさん(90)は「以前は家にいることが多かったが、体操を始めてから元気になり薬の服用もなくなった」。小川知事は「この活動がタイ全土、アジアの近隣諸国にも広がってほしい」と語った。

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