天神ビッグバン、東側も一体再開発へ 日生、積水が新ビル計画

西日本新聞 社会面 仲山 美葵 石田 剛

 福岡市・天神の東側に位置し、明治通りと昭和通りの間に立つ2棟のビルが建て替えられることが分かった。ビルを所有する日本生命保険(大阪市)と積水ハウス(同)が、市の再開発促進事業「天神ビッグバン」の優遇策を活用した一体的な再開発を検討している。

 2棟は「日本生命福岡ビル」と、北側に隣接する積水ハウス所有の「福岡三栄ビル」。2棟の間にある駐車場は日生が所有している。両社は取材に「共同での建て替えに向け協議を重ねている」とコメントした。

 両ビルの東側は、市が都市計画道路「天神通線」を延伸して整備する方針で、建て替えは道路整備計画を踏まえて進める。市は天神通線の整備について「具体的にはまだ決まっていない」としている。

 容積率や高さ制限の緩和など天神ビッグバンによる建て替え優遇策は、2024年末までに完成するビルが対象。日生は「優遇策を生かした建て替えも視野に入れているが、時期ありきでは進めない」とする。

 両ビルがある区画には他にもオフィスや飲食店のビルが立つ。両社は周辺の地権者にも一体再開発への参加を呼びかける方針。ただ、同じ区画にビルを所有する不動産会社は取材に「建て替えの予定はない」、別の地権者も「何も決めていない」と話した。

 日生福岡ビルは1966年完成。地上9階、地下2階建てで延べ床面積は約1万1400平方メートル。福岡三栄ビルは64年完成。地上7階建て、地下2階建てで延べ床面積は約1万1千平方メートル。 (石田剛、仲山美葵)

福岡県の天気予報

PR

福岡 アクセスランキング

PR

注目のテーマ