北九州空港で豚コレラ侵入警戒 検疫所など啓発活動

西日本新聞 北九州版 岩佐 遼介

 中国の春節(旧正月)に伴う24~30日の大型連休を前に、動物検疫所門司支所と門司植物防疫所は22日、北九州空港(北九州市小倉南区)で、輸入禁止畜産物や植物についての啓発活動を渡航者向けに行った。人の往来が活発になる時期を控え、アジアで拡大するアフリカ豚コレラ(ASF)などの国内侵入を防ぐため、警戒を強めている。

 両組織の職員ら約20人が日本語と中国語が併記された啓発用のポケットティッシュなどを空港の利用客らに配布。検疫探知犬が段ボール箱に入ったソーセージを嗅ぎ当てるデモンストレーションも行った。

 ASFは中部地方などで広がった豚コレラ(CSF)とは別のウイルスで、国内での感染は確認されていない。口蹄疫(こうていえき)や鳥インフルエンザのウイルスと同様に、肉や加工品にはウイルスが付着している可能性があり、国内への持ち込みが禁じられている。

 動物検疫所門司支所によると、2019年に北九州空港で、旅客が国内に持ち込もうとした肉や加工品は約200キロに上った。同支所の吉岡成美検疫第3課長は「サンドイッチのハムにもウイルスが付着している可能性があることなどを留意してほしい」と話していた。(岩佐遼介)

福岡県の天気予報

PR

福岡 アクセスランキング

PR

注目のテーマ