昨年末終わった、熊本出身で「日本マラソンの父」と呼ばれる…

西日本新聞 社会面 丸野 崇興

 昨年末終わった、熊本出身で「日本マラソンの父」と呼ばれる金栗四三(かなくりしそう)を取り上げた大河ドラマ「いだてん」。あまり見なかったが「最後」と言われると名残惜しくなる。

 熊本県玉名市の「いだてん大河ドラマ館」と同県和水(なごみ)町の「金栗四三ミュージアム」が最終日を迎えた13日、両施設を初めて訪れた。この日は入場無料で、館内には大勢の人。しかし、1年間の来場者は、ドラマの視聴率が低かった影響もあり、目標30万人としていた大河ドラマ館が11万7310人。目標12万人のミュージアムも9万1184人にとどまったという。

 地元関係者は残念だろうが、長期的に見れば小さなことだ。ドラマに頼った観光振興は、ドラマと共に終わる。むしろ、一般にあまり知られていない金栗四三に光が当てられ、多くの資料が発見、整理されたことこそ、一番の収穫だろう。金栗の功績を生かした地域づくりはこれからだ。 (丸野崇興)

PR

デスク日記 アクセスランキング

PR

注目のテーマ