女子6人の前原中チームがロボコン全国大会へ 独創的アイデアに高評価

西日本新聞 ふくおか都市圏版 竹森 太一

 福岡県糸島市の前原中3年の女子生徒チームが、25、26日に東京都で開かれる「創造アイデアロボットコンテスト全国中学生大会」の応用部門に出場する。ペットボトルなどを分別して回収する独創的なアイデアが九州大会で高く評価され、九州・沖縄から出場する4チームに選抜された。メンバーは「受験もロボコンも全力を尽くしたい」と意気込んでいる。

 ロボコンは技術・家庭科で学習した知識を生かしてロボットの設計、製作を共同で行い、互いの創意工夫を学び合う。本年度の応用部門のテーマは「復興への願い」で、被災地でのがれき撤去作業を念頭に、ロボットでペットボトル、スチール缶、牛乳パックという三つのアイテムを収集し、分別して回収するアイデアと技術で競った。

 チームは佐藤光紗(みさ)さん(15)、次郎丸朱音(あかね)さん(14)、斎藤凛華(りんか)さん(15)、尾崎麻祐(まゆ)さん(15)、新井里花さん(15)、川原菜月(なづき)さん(14)の6人。同中では4~10月上旬の2週間に一度の技術の授業で3年生全員がグループに分かれてロボット創作に挑戦。6人は特に、60センチ四方のロボット内でアイテムの大きさに応じて分別するアイデアを生かし、プラスチック段ボールや規定上限の七つのモーター、チェーンなどを活用して完成させた。

 「昼休みや放課後も6人で集まり、前向きに意見を出し合って創作しました」と佐藤さん。指導した池田篤史教諭(43)も「発想力がすごい」と驚くほど。昨年11月の県大会、12月に各県から48チームが出場した九州大会を突破した。池田教諭によると、応用部門の全国大会への出場は県内からは6年ぶりという。

 全国大会は高校受験の追い込み時期と重なるが、メンバーは「ロボコンと高校受験の両方頑張って将来に生かしたい」(尾崎さん)と話している。 (竹森太一)

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