『ニッポン神様ごはん 全国の神饌と信仰を訪ねて』 吉野りり花 著 (青弓社・2200円)

西日本新聞 文化面

 神饌(しんせん)とは神様に献じる酒食のこと。昨年行われた大嘗祭はもちろん各地の神事で重要な役割を担う。本書は全国の神饌と祭りの現場を訪ね歩き、多彩な食材や調理法を紹介する。境内にある醸造蔵で氏子が醸したどぶろくと鹿肉を捧げる御座石神社(長野県)のどぶろく祭り、祭りの後に神饌のお下がりをいただく直会(なおらい)の規模が大きい宗像大社(福岡県)の古式祭など地域独自の信仰の姿が興味深い。著者は鹿児島県出身の旅ライター

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