『勝海舟から始まる近代日本』 浦辺登 著 (弦書房・2200円)

西日本新聞 文化面

 勝海舟を起点にした人物相関図を冒頭に置き、幕末から現代までの福岡内外の歴史を読み解く、一風変わったエッセー集。勝が「天下に恐ろしい人物」として挙げた肥後の思想家・横井小楠、薩摩の西郷隆盛を皮切りに、孫文と玄洋社、夢野久作と夏目漱石、山本五十六と笹川良一など、意外な人のつながりを掘り起こす。「歴史は人の集合体が作りだすものであり、その人間関係が分からなければ人物、事件は理解できない」と、著者。

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