正代関の地元宇土、期待熱く 「千秋楽で逆転優勝だ」

 熊本県勢初の賜杯なるか―。大相撲初場所14日目の25日、宇土市出身の正代関=時津風部屋=は、優勝を争う徳勝龍関=木瀬部屋=との大一番で敗れ、2敗目を喫した。地元の同市民体育館ロビーでは、この日もパブリックビューイングがあり、詰めかけた100人超の住民からはため息が漏れたが、すぐに「千秋楽で逆転優勝だ」と大きな声援が巻き起こった。

 正代関が土俵に上がると、会場は「正代」コール一色。大声援を聞きつけ、体育館でハンドボールの練習試合をしていた中学生らも見守った。

 立ち会いは互角。一時は正代関が優位に見えたが、徳勝龍関の突き落としを食らい、惜敗。落ち着いた様子で観戦していた父の巌さん(59)も敗れた瞬間、悔しそうな表情を見せた。後援会の金田光生会長(67)は直後に立ち上がり「明日だ。頑張るぞ」と集まった人たちを鼓舞。「優勝の可能性がなくなったわけじゃない」と、会場は大きな拍手に包まれた。

 この日、貴景勝関=千賀ノ浦部屋=が敗れて11勝3敗となり、優勝争いは12勝2敗の正代関と、13勝1敗の徳勝龍関に絞られた。(綾部庸介)

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