学校生活、家族への感謝 手話で生徒弁論大会 久留米聴覚特別支援学校

西日本新聞 筑後版 平峰 麻由

 久留米市高良内町の久留米聴覚特別支援学校(54人)で25日、中学部の生徒14人による弁論大会があった。幼稚部から中学部の校内を一般開放する「学校公開デー」で、生徒たちは学校生活で学んだことや家族への感謝を手話で伝えた。

 壇上にはスクリーンが設置され、生徒の弁論内容が映し出された。生徒たちは、会場後ろの人にも伝わるように、大きくはっきりした手話と豊かな表情を心がけて、自分の思いを表現した。保護者や地域住民、明星中生徒などが訪れ、一人一人の弁論が終わると手のひらをひらひらと振る手話で拍手を送った。

 最優秀賞は三栗野佐和さん(2年)と矢ヶ部真衣さん(3年)の2人。三栗野さんは「今の私はここにいる」と題して、勉強が苦手なことをからかわれた時に姉から「嫌なことイコール壁と思え。そしたら乗り越えられるから」と励まされた思い出を発表。「声や表情で練習よりも思いを伝えられた」と満足げに話した。矢ヶ部さんは「伝え合う大切さ」と題して、先輩や後輩と衝突した時に話し合いで解決した経験を振り返った。矢ヶ部さんは「中学校最後の発表で、練習の成果が出せてよかった」と笑った。 (平峰麻由)

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