【動画あり】「サッセン」大会に50人 北九州発祥の新スポーツ

西日本新聞 北九州版 山下 航

 北九州発祥の新スポーツ「サッセン」の大会(西日本新聞社など後援)が26日、北九州市小倉北区の北九州パレスであった。センサーが内蔵された長さ約50センチのウレタン棒を振り、対戦相手の体に当てた回数を競うもので県内を中心に子供から大人までの計約50人が出場した。

 サッセンは、空手道場「風林火山武術道場」(八幡東区)の師範本村隆昌さん(61)が考案。ウレタン棒が相手の体に当たったときの衝撃をセンサーが読み取って有効打かどうかを判定するシステムを、ロボットに詳しい元教え子と開発し、2016年に特許を取得した。名称は風を切る様子を表す言葉「颯然(さつぜん)」に由来する。

 ルールは棒を振れる回数に制限を設けており、体力の差はそれほど勝敗に影響しないという。市内の高齢者福祉施設などでレクリエーションとして取り入れられているほか、1月から東京・秋葉原でも体験会を開いている。

 大会は「全日本サッセン選手権大会」と銘打ち、本村さんと長男隆馬さん(29)らが立ち上げた「全日本サッセン協会」が主催。会場では年代ごとに個人戦と団体戦が繰り広げられ、まるで「侍の世界」のようだった。福岡市東区の小学3年安永武史君(9)は「うまく当たったときがうれしい。フェイントを入れたりして工夫したい」と話した。

 視覚障害の有無にかかわらず楽しめる「ブラインドサッセン」の実演も初めて披露され、隆馬さんは「年齢や障害の有無に関係なく楽しめるのがサッセンの特徴。システムを改良し、各地に広めたい」と話した。(山下航)

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