子どもの体力、福岡県も低下 2019年度、運動時間減少など背景か

西日本新聞 ふくおか版 豊福 幸子

 福岡県教育委員会は、小学5年と中学2年を対象とした2019年度「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」の結果を公表した。実技8種目の体力合計点の県内平均値は、小5男女、中2男女のいずれも前年度を下回り、上昇傾向から転じた。体力合計点の低下は全国的傾向で、スポーツ庁は背景として、運動時間の減少や朝食を食べない児童の増加を指摘。県教委は「県内でも同様の傾向がある。今後、分析が必要」としている。

 調査は県内の全小中学校を対象に昨年4~7月に行われ、県内では小学生4万1522人、中学生3万4212人が参加。握力▽上体起こし▽反復横跳び▽50メートル走-など8種目の実技と、運動習慣や生活習慣に関する調査を実施した。

 体力合計点を全国と比較すると、小5男子は5年連続、中2男子は4年連続、小5と中2の女子は3年連続で全国平均値を上回った。一方、県平均値は全区分で前年度を下回り、最も大きく低下したのは0・84点下がった小5男子だった。

 1週間の授業以外の総運動時間が60分未満の割合をみると、小5男女はいずれも全国平均を下回り、男子7・1%、女子12・1%。一方、中2男女はともに全国平均より多く、男子8・3%、女子22・4%。運動を「嫌い」「やや嫌い」と回答した割合は、小5男子6・3%、小5女子12・2%、中2男子10・1%、中2女子21・0%で、いずれも前年度より微減した。(豊福幸子)

 

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