【ポイソ!釜山】東洋初「統営海底トンネル」 水族館構想も

西日本新聞 国際面

 韓国釜山市から西へ車で約2時間。統営(トンヨン)市にある日本統治時代に建設された東洋初の「統営海底トンネル」を訪れた。本土と弥勒島(ミルクト)を結ぶ鉄筋コンクリート造りのトンネルは長さ483メートル、幅5メートル、高さ3・5メートル。1932年、島に移住する日本人漁業者が増え、交通の利便性を高めようと建設された。2005年に韓国の近代文化遺産の指定を受けた。

 トンネルは端から端まで歩いて約10分。かつては車や馬車も走っていたが、現在は禁止されている。トンネル入り口に続く緩やかな坂道には建設当時の木造の覆いが残り、角が丸い長方形の構造やオレンジ色の照明がレトロな雰囲気を醸し出す。壁に掲示された建設時の資料写真を眺める観光客の脇を、買い物袋を下げた人や自転車が通り抜ける。韓国メディアによると、内部を水族館にする構想もあるという。

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