金と名誉は人生の三楽ではない

西日本新聞

 「人生には三つの楽しみがある。一つは、体に良いことをして道理に外れず、善行をして心の中で楽しむこと。二つは、病気をせず快適な毎日を楽しむこと。三つは、長生きして長く楽しむこと。この三楽がなければ金と名誉があっても意味がない」養生訓より

 益軒翁は質素な暮らしぶりで、「民は天の子であり、治世者は恵みをもって導かねばならない」というのが持論でした。飢饉の時には農民に何度も銀を与えたそうです。(橘京平)
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 貝原益軒(1630~1714年)は、福岡藩に仕えた儒学者です。医学者、博物学者、教育者でもあり、当時としては超人的長寿の84歳で没するまで「養生訓」「楽訓」「和俗童子訓」など多くの著書を遺しました。福岡の大先輩で、人生の達人とも言える益軒翁の言葉を、現代風に解釈して紹介します。

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