【動画あり】池に白鳥、30年ぶり優美な姿 久留米・石橋文化センター

西日本新聞 筑後版 片岡 寛

 福岡県久留米市野中町の石橋文化センターで、2羽のコブハクチョウが人気者になっている。昨年6月に市鳥類センターから譲り受けたもので、寒空の下でも池の水面を優雅に泳ぎ、来園者の目を楽しませている。

 2羽がいる池は、かつて「白鳥の池」と呼ばれていた。文化センター50年史をひもとくと、開園翌年の1957年にコブハクチョウ6羽を購入して池に放った記録がある。センターを創立した石橋正二郎夫妻がハクチョウを眺める写真も収められている。ただ、約30年前に池の護岸の改修工事に伴って鳥類センターがハクチョウを引き取って以降、いなくなっていた。

 鳥類センターによると、2羽は雄。羽を広げると1メートル以上ある。年齢は不明。鳥類センターで展示していたが、同じ鳥舎のペリカンと折り合いが悪く、譲渡先を探していた。高く飛んで逃げ出さないよう、羽の一部を切っているという。

 文化センターの池では、いつも仲良くペアで行動し、人が近づくと餌を求めて寄ってくる。ただ、手をかまれる恐れがあるため、餌は水面に投げるのがお勧めという。

 毎朝の餌やりを日課にしている久留米文化振興会の吉田忠隆常務理事は「私の姿を見て池の奥から飛んでくることもある。ここの生活にもすっかりなじんで、週末は子どもたちからコイの餌をもらって食べています」と喜ぶ。2羽の名前を公募することも検討しているという。 (片岡寛)

福岡県の天気予報

PR

福岡 アクセスランキング

PR

注目のテーマ