皮も実もとびきり甘く 宮崎・高千穂の完熟キンカン

西日本新聞 夕刊

 「博多にキンカンを持ってきたよ」。宮崎県高千穂町の農産物直売所「高千穂がまだせ市場」の尾賀絹子店長の連絡を受け、福岡市博多区のJR博多駅に隣接した博多バスターミナルへ。地下1階で毎月開かれている「高千穂バス地下マルシェ」だ。

 昔、田舎に行けば、どの家にも1本は植えてあったような記憶があるキンカン。駆けつけると、「甘露煮にしないと苦いでしょ?」と尋ねる年配の女性に、「生食用に育てられた温室育ちの箱入り娘だから、皮だけじゃなくて、実までとびきり甘いんです」と尾賀店長が答えていた。

 花が咲いてから200日以上かけ、木の上で完熟させて収穫するというこのキンカン。価格は300グラムで500円(税込み)で、袋の中には直径2・8センチ以上のL玉と2L玉が入っている。

 オフィスの休憩時間に仲間たちの前で広げると、「えー、丸ごと食べられるんですかー?」と、半信半疑の女性陣。果実が大き過ぎて一口では食べられず、半分かじったところで「わぁー、甘~い。苦くな~い」と驚きの声が続出。私も私もと手が伸び、またたく間になくなった。

 ビタミン類も豊富なキンカンは、この時季、風邪の予防にもなりそう。受験生のおやつにもいかがですか?

 (フリー記者・森千鶴子)

 ▼高千穂バス地下マルシェ 次回は2月6日(木)午前11時~午後6時、7日(金)は午前10時~午後5時。キンカンは1キロ箱入りも用意。発送も可。高千穂がまだせ市場=0982(73)1831(午前9時~午後6時、不定休)。

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