「食品ロス減らそう」 熊本県内一斉フードドライブ 累計で3トン寄付

 家庭で余った食品を集めて寄付する「フードドライブ」が24日、熊本県と県内34市町村の職員を対象に各庁舎で一斉に行われた。食品ロスの削減を目的に始めた県が、各自治体にも参加を呼びかけ、これまでに計3トン近くを福祉団体などに寄付。主導する県循環社会推進課は「いずれは県内企業にも取り組みを広めたい」としている。

 フードドライブは、1960年代に米国で始まったチャリティー活動で、日本ではここ数年で注目されるようになった。

 県は2017年、「食べられるけど捨てられてしまう食品を活用しよう」と取り組みをスタート。最初は同課内や企業との会議でほそぼそと活動していたが、全国的にフードドライブが注目されるようになり、18年11月からは県庁全体や各市町村と協力して行うようになった。

 これまで計4回で米や野菜、菓子、災害備蓄食品など計2931キロが集まった。NPO法人「フードバンク熊本」(熊本市)を通すなどして、生活困窮者や児童養護施設子ども食堂に届けられた。

 農林水産省によると、日本の食品ロスは年間約643万トン(16年度)に上るという。 (壇知里)

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