【動画あり】「ロックの殿堂」で芸人バンド誕生 閉店迫る天神ビブレ

西日本新聞 夕刊 木村 貴之

 福岡吉本(吉本興業福岡支社)のお笑い芸人によるロックバンドが誕生し、2月1日、福岡市・天神の商業施設「天神ビブレ」8階にある吉本常設劇場で演奏を披露する。劇場の前身はかつて「ロックの殿堂」として名をはせた「ビブレホール」。隣接施設との一体再開発で11日に迫るビブレ閉店を前に、ロックと笑いの融合イベントで劇場の輝かしい歴史を発信する。

〈NSC福岡1期生で結成した「メイテン38」の初ライブ=2019年12月、福岡市中央区〉

 「福岡の音楽シーンを支えた空間で磨く笑い。この出合いを形にして福岡を一層盛り上げよう」―。吉本関係者のこんな提案に音楽好きな芸人が賛同し、バンドは昨年9月結成された。

 ボーカル下田恭平さん(23)、ギター新垣慶さん(28)、ベース田中武冴士(むさし)さん(20)、ドラム豊嶋修平さん(36)でつくる「メイテン38(サンパチ)」。全員、お笑い芸人を養成する「吉本総合芸能学院(通称・NSC)」福岡校を1期生として昨春卒業したばかりの若手だ。

 ピン芸人2人、それぞれ別のコンビ漫才2人という顔触れ。バンド名は舞台用語の「明転」と、「サンパチ」と呼ばれる漫才用スタンドマイクにちなんで命名した。当初、ベースは同期の女性芸人(22)だったが、早くも“方向性の違い”で脱退したという。

 鼻歌で歌を作るのが得意という下田さんの作詞・作曲で、これまでオリジナルの2曲を創作。これを原曲にNSC福岡校講師や、福岡を拠点に活動するアコースティックデュオ「ケイタク」の遠山卓也さん(41)の編曲で歌に仕上げた。

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