南国宮崎はキャンプの季節 プロ野球・Jリーグの27チーム集結

西日本新聞 もっと九州面 古川 剛光

イベント、グルメ多彩…巨大「見学車」も

 南国宮崎にキャンプの季節が今年もやってきた。プロ野球の各球団は2月1日に一斉にキャンプイン。3年連続日本一を果たした福岡ソフトバンクホークスをはじめ、セ・リーグ覇者の読売ジャイアンツとパ・リーグを連覇した埼玉西武ライオンズなど8球団(2、3軍と韓国球団を含む)が始動する。サッカーJリーグは、昨季J1覇者の横浜F・マリノスなどJ1~J3の19チームが集結。キャンプ地で家族そろってスポーツや宮崎グルメを満喫しませんか。

 宮崎市では、ソフトバンクとオリックスバファローズ、巨人がキャンプ入りする。プロ野球3球団が同じ自治体に集結するのは全国でここだけだ。

 生目の杜運動公園を拠点とするソフトバンクは、キャンプイン前日の1月31日夕、市中心部の橘通りで3年連続日本一を祝う歓迎パレードに参加する。2月1日と同8日にソフトバンクホークス15周年記念メダル、同15日は日本一ペナントピンバッジを各日先着3千人に配布。同11日は選手が先着千人の女性ファンにチョコをプレゼントする人気の「逆チョコ」もある。

 期間中、屋台村「ホークスビレッジ」では宮崎牛や地鶏、スイーツを味わうことができる。土日祝日は約12メートルの高さからキャンプ地を見渡したり、写真撮影したりできるリフター車(5分間100円)も登場する。

 公園内の球場と隣接する陸上競技場では、アビスパ福岡もキャンプを張る。

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 オリックスの拠点は、市清武総合運動公園(SOKKENスタジアム)。期間中のほぼ毎日、ランチタイムに選手や首脳陣がサイン会を実施する。先着100人が対象で、会場で配布される抽選券が必要だ。

 巨人は、サンマリンスタジアム宮崎が拠点。昨季セ・リーグの最優秀選手(MVP)に輝いた坂本勇人内野手(31)らスーツ姿のイケメン選手の写真と撮影できるブースや、丸佳浩外野手(30)になりきって、ダイビングキャッチが体験できるコーナーを設ける。

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 県南部の日南市でキャンプを張るのは西武と、リーグ優勝奪還を誓う広島東洋カープの2球団。

 西武の拠点は、同市南郷町の南郷中央公園野球場。14年ぶりにチームに復帰した松坂大輔投手(39)は、1軍主体のA班でキャンプインする。最寄り駅の南郷駅は今年、チームカラーの青に塗り替えられ、愛称も「ライオンズ南郷駅」となる。JR九州は、記念の乗車券を南郷駅と宮崎駅で2月1日から3月末まで2222枚限定で販売。乗車券は1310円で南郷-宮崎の片道1回限り有効。2月2日には特別列車「伝説を紡(つむ)ぐライオンズ南郷号」を同区間で走らせる。

 広島の拠点は同市油津の天福球場で、最寄り駅は2018年に外壁をチームカラーの赤に塗装した油津駅。2月2、8、9、10日には地鶏や近海カツオの刺し身などが振る舞われる。

 同市では、13年ぶりにJ1復帰を果たした横浜FCもキャンプを張る。2月26日に53歳となる、日本の現役最年長プレーヤー“キング・カズ”こと三浦知良選手も所属している。

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 宮崎市内ではキャンプ地巡りを促そうと、3球場を結ぶ周遊バスが土日祝日に無料で運行される。日南市でも西武と広島が拠点とする球場と臨時駐車場を結ぶ無料のシャトルバスや観光周遊バスが走る。

 中国の配車サービス大手とソフトバンクの合弁会社「DiDiモビリティジャパン」(東京)は、スマートフォンアプリを使ったタクシーの配車サービスを宮崎市や日南市など県内12市町村で1月20日に開始。同社の担当者は「ホークスの地元、九州は重要地区。キャンプ地巡りでも利用してほしい」とアピールする。

 宮崎県ホテル旅館生活衛生同業組合によると、宮崎市や日南市の宿泊施設は、週末を中心に予約でほぼ満室で、近隣市町の施設を紹介している状況という。

 (古川剛光)

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