ウェールズが大分県と日本初の交流覚書結ぶ ラグビーW杯が縁に

西日本新聞 岩谷 瞬

 昨秋のラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で、大分市で試合をしたウェールズと大分県が国際交流に関する覚書締結へ向けて協議を始めることになった。大会で芽生えた交流を「レガシー(遺産)」として継承するため、文化芸術や教育、経済などあらゆる分野での連携強化を目指す。同国政府によると、日本国内の自治体との覚書は例がないという。

 29日、ウェールズ政府日本代表のロビン・ウォーカー氏が同県庁を訪問。W杯時の大分での盛り上がりやファン同士の交流を振り返り、「多くのウェールズ人が大分に興味を抱いている。あらゆる面で交流を深めたい」と覚書締結を提案。広瀬勝貞知事は「ぜひ検討させてください」と前向きな姿勢を示した。今後具体的な協議に入る。

 W杯ではウェールズ代表が同県別府市でキャンプを張り、大分市で1次リーグと準々決勝の2試合を戦った。大会期間中には同市の県立美術館で、ウェールズで活動する芸術家の作品展が開かれ、街中は多くのウェールズ人観光客でにぎわった。 (岩谷瞬)

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