花粉シーズン、暖冬で早くも迫る 九州北部は2月上旬にも飛散開始

西日本新聞 吉田 真紀

 記録的な暖冬の影響で、九州北部は花粉の飛散開始が平年より10日前後早まり、2月上旬になるとの見通しを気象情報会社ウェザーニューズ(千葉市)が発表した。福岡、佐賀、長崎は2月5日までに飛散が始まり、熊本、大分は2月6~10日を予想している。量は昨年の42~55%と、少なくなる見込みという。

 同社によると、九州北部はピーク時期も早まるとみられ、スギ花粉は同月中旬~3月上旬、ヒノキ花粉は3月中旬~4月中旬。終了時期も、平年の4月下旬ごろから前倒しになる可能性がある。

 花粉を出す雄花が冬の適度な寒さで目覚める「休眠打破」の後、連日の暖かさにより、成長が早く進んだためという。

 一方、昨夏の日照時間が平年を大きく下回った影響で、予想飛散量は昨年の約半分。平年比では79~83%と予測している。

 九州北部は今月30日以降、雨や曇りの日が続く見通し。福岡や佐賀、長崎は「天気が回復し、暖かければ、いつ飛散を始めてもおかしくない状況」という。同社は、本格的な花粉シーズンに向けた早めの対策を呼びかけている。 (吉田真紀)

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