犬飼から五輪決勝へ カヌー女子日本代表選手が合宿 大分県

西日本新聞 大分・日田玖珠版 稲田 二郎

 東京五輪カヌースラローム・女子カヤックシングルで、日本代表に内定している矢沢亜季選手(28)=昭和飛行機工業=が1月、大分県豊後大野市のリバーパーク犬飼で合宿を行った。夏の大一番に向けて「気持ちは引き締まっている」と言い、納得できるパフォーマンスができるようレベルアップを図った。

 矢沢選手は長野県出身。日本選手権ではカヤックシングルで6回、カナディアンシングルで4回の優勝を数え、2018年のジャカルタアジア大会ではカヤックシングルで日本人女子として初優勝。東京五輪の日本代表選考対象レースとなったワールドカップや世界選手権で着実にポイントを加算し、前回のリオデジャネイロ五輪(同種目20位)に続く五輪出場を決めた。

 犬飼での合宿は5回目で、今年は1月14日から25日まで。年明け最初の水上練習で、技術面の感覚を取り戻しつつ、冬場のスキー・クロスカントリーの練習で身につけた腕や体などの連動した動きをカヌー競技に落とし込むなど、試行を重ねて進化を図った。

 指導する山中修司日本カヌー連盟専任コーチ(37)は「カヌーをコントロールする技術では世界のトップクラスに引けを取らない。弱点だった体力面も3年計画で強化してきた」と説明。残る課題はパドルへの力のかけ方などわずかな部分という。矢沢選手は五輪の目標について「自らのパフォーマンスをして、決勝の舞台で戦いたい」といい、大会までに技術と体力の総合力にさらに磨きをかけていく。(稲田二郎)

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