トトロの壁画?実はコケアート、「ネコバス」も 大分・九重町

西日本新聞 大分・日田玖珠版 鬼塚 淳乃介

 大分県九重町観光協会(岐部栄作会長)が、町内の道路壁面に生えたコケを削ってアニメ映画「となりのトトロ」のキャラクターを描いたコケアートを制作。道行く人の目を引いている。

 「新たな観光資源でまちおこしの一助に」と企画。昨年11月から計画し、観光地の宝泉寺温泉郷や竜門の滝、筋湯温泉郷のそばにありながら、通行量が少ない道路沿い3カ所を選定。「みんなに笑顔が浮かぶように」と、子どもから大人まで親しまれている「となりのトトロ」を選んだ。

 デザイン・制作は岐部会長の知人に依頼。鏝(こて)で丁寧にコケを削りながら、1カ所に1週間ほどかけながら1月までに2カ所完成。3カ所目の筋湯温泉そばは2月中にも完成予定という。

 コケアートには、高さ2~3メートルほどの「トトロ」や「ネコバス」などが描かれている。竜門の滝そばのネコバスは、トンネル出入り口付近の壁両側に、目を光らせながらトンネルを出る上半身とトンネルに入る下半身が対になって描かれている。

 香港から旅行中に竜門の滝を訪れ、たまたま見つけたというリズ・チャンさん(41)は「トトロは大好きなアニメ。(アートは)とても美しく素晴らしい」と笑顔だった。

 「評判がよければ、第2弾も検討したい」と岐部会長。「コケアートが子どもたちの思い出になるはず。九重の新たな魅力を発見してもらうきっかけになれば」と期待している。(鬼塚淳乃介)

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