報酬増額でも定数割れ 宮崎・五ケ瀬、町議補選2回連続

西日本新聞 社会面 古川 剛光

 欠員に伴う宮崎県五ケ瀬町議補欠選挙(被選挙数2)が4日告示され、無所属新人で農業の男性(57)しか立候補の届け出がなく、定数9を満たさないまま無投票当選が決まった。前回2018年5月の町議補選に続き、2補選連続で定数割れとなった。町議会は立候補を促すために議員報酬も引き上げたが、過疎地における地方議員のなり手不足解消の難しさを浮き彫りにした。

 同町議会では、17年12月に現職1人が病死。町長選に合わせて実施された前回の町議補選では立候補者がゼロで、欠員1の状態が続いていた。昨年12月に別の現職が病死して欠員2となり、公職選挙法における欠員規定6分の1を上回ったため、今回単独で補選が行われた。

 中山間地にある同町の人口は約3800人、高齢化率41・9%(1月末現在)と高い。同町議会は19年4月から、前回補選時に県内市町村最低だった町議報酬の月額18万8千円を22万8千円に引き上げたが、定数割れ解消には至らなかった。 (古川剛光)

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