日課のジョギングをする大濠公園(福岡市)では…

西日本新聞 オピニオン面 大城 勲

 日課のジョギングをする大濠公園(福岡市)では、時間帯を問わず大勢の人たちがランニングに汗を流している。視覚障害のあるランナーも少なくない。2日、世界記録を更新したパラリンピアン、道下美里選手もその一人だ。

 東京パラリンピックのマラソン視覚障害女子で金メダル候補とされる道下選手。4年前は銀メダルに終わり、東京での悲願に向けて限界まで追い込んでいる姿が想像されるが、私が見かける道下選手はちょっと違う。「チームM」とプリントされたそろいのウエアの伴走者数人とおしゃべりしながら、実に楽しそうに笑顔で走る姿が印象的だ。

 10キロ走るのが限界のおっさんランナー(=私)にとって、世界を舞台に走る道下選手は雲の上の存在だが、同じ公園の“ランナー仲間”でもあり、親しみやすい笑顔もあり、勝手に「身近な存在」と思い込んで応援している。本番は9月6日、最高の笑顔を待っています。 (大城勲)

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