脱毛サロンが突然閉店…40回コース途中でも返金なし 顧客に憤り (2ページ目)

西日本新聞 黒田 加那

 ツイッター上では顧客が憤りの声を上げている。「数日前までは普通に営業していたのに」と驚く人がいれば、「(契約して)まだ1回も行っていない」と悲痛な訴えもある。

 美容サロンでは顧客をつなぎとめるため、割安な複数回のコースを用意することも多い。

 事業者が倒産して破産手続きが開始された場合、一般的に顧客は債権者届を破産管財人に提出し、債権者名簿に登録されれば一般債権の清算配当がされる。一般的に破産の情報は破産管財人から通知されるが、名簿から漏れていて届かないこともあるため、破産管財人に自ら問い合わせなければいけないケースがある。

 しかし、税金や従業員の給料など優先債権への支払いを終えてから一般債権となるため、顧客への返金まで至るかは難しいのが実情だ。

 国民生活センターによると、エステサロンの倒産に関する相談は、2009年度以降、約500件から、多い年で3千件を超える年もあるという。本年度(2月5日まで)には325件あった。同センターは「美容サロンに限らず、契約が長期にわたるものはリスクもある。契約の前には慎重に内容の検討を」と呼び掛けている。(黒田加那)

福岡県の天気予報

PR

福岡 アクセスランキング

PR

注目のテーマ