旦過市場新施設の優先交渉権 第一交通と西部ガスに

西日本新聞 九州経済面 井崎 圭 内田 完爾

 「北九州の台所」と呼ばれる旦過市場(北九州市小倉北区)の商店主らでつくる旦過市場再整備協議会が6日、現在の市場を建て替えて整備する複合商業施設の管理運営に関する優先交渉権者を、第一交通産業(同区)と西部ガス(福岡市)の共同企業体(JV)に決めた。JVは飲食店や食をテーマにしたテナントを集め、にぎわいづくりを目指すという。

 新たな複合商業施設は4階建ての計画で、1階を現在の商店主らが使用。2階の商業フロア(2400平方メートル)の管理運営に関する優先交渉権をJVが得た。3、4階は駐車場にする。

 協議会は先月から優先交渉権者を募集し、市場と親和性の高い食をテーマとした集客の方向性を示し、飲食店ビルなどの運営実績があるJVを選んだ。

 北九州市は、築70年以上の建物が並ぶ旦過市場の老朽化や災害対策のため、市場横を流れる神嶽(かんたけ)川の改修と土地区画整理事業を進めている。現在は都市計画決定に向けた手続き中で、2020年度中に国の事業認可を得て、27年度中の完了を目指している。

 第一交通産業は「地元客と観光客に親しまれる店舗構成を目指す」とコメントした。(内田完爾、井崎圭)

福岡県の天気予報

PR

福岡 アクセスランキング

PR

注目のテーマ