複数犯?別種類の足跡 大分・宇佐市の親子殺害、自宅周辺に血痕なし

西日本新聞 社会面 井中 恵仁 吉川 文敬

 大分県宇佐市安心院町で起きた親子殺害事件で、自宅で見つかった多数の足跡には複数の種類があり、いずれも親子のものではないことが6日、捜査関係者への取材で分かった。県警は、複数犯による犯行の可能性が高いとみて捜査している。

 調べでは、2人暮らしの山名高子さん(79)と、長男で郵便配達員の博之さん(51)親子が3日朝、2階建て1階のダイニングキッチンで死亡しているのが発見された。司法解剖の結果、死因は頸(けい)動脈損傷による失血死だった。

 捜査関係者によると、足跡は2人が見つかったダイニングキッチンや遺体の周辺などに残され、血や土が付着していたという。

 縁側のガラス戸以外に鍵がかかっていない場所があったことも判明。2人とも首のほか、手や腕などに博之さんは数十カ所、高子さんは十数カ所の刺し傷や切り傷があり、部屋のカーテンには争う中で人が当たったような血の痕も残っていた。

 自宅周辺からは目視できる血痕が見つかっておらず、県警は返り血を浴びた可能性のある犯人の逃走経路を調べている。

 自宅には財布や携帯電話のほかに、新たに通帳も見つかり、2人の発見時には一部明かりもついていたという。 (井中恵仁、吉川文敬)

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