広島市の平和記念公園を発着点に行われた…

西日本新聞 社会面 重川 英介

 広島市の平和記念公園を発着点に行われた1月の全国都道府県対抗男子駅伝で、九州勢の最高位は佐賀の4位。ブルーのユニホームと「41」のゼッケンは一時、トップを走った。昨年23位からの大躍進。ノーマークだったこちらは慌ててゴールした選手を追いかけた。

 前日に監督に目標を尋ねた際の返事は「10位台」。何が起きたのか? 少し笑みを浮かべた後に口元を引き締めてこう言った。「大人の言葉には責任を伴う。控えめに言いました」。自信はあった、ということのようだ。

 レースでは折り返し点を間違うトラブルもあったが、監督が笑いながら若い選手に「なんで間違ったんか」と声を掛けたことで選手は救われていた。言葉に対する責任、若手への配慮、結果を導く力…。まさに「理想の上司」。生命保険会社の今年の調査でトップに立った芸人の内村光良さんに引けをとらない、と私は思う。 (重川英介)

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